物理学会・領域2アドバイザリーボード 議事録


日時: 2003年5月15日
会場: 核融合科学研究所
出席者: 伊藤(NIFS),大野(名大・領域世話人),木田(NIFS),柴田(京大),高部(阪大),田中(NIFS),谷川(東海大),長崎(京大・領域世話人),藤田(JAERI),吉田(東大・領域代表)

1.    シンポジウム,招待講演について

1)    2003年秋の分科会・招待講演は以下の2件を提案することで準備を進める.
(1)    Jiquan Li 氏(現JAERI)Interaction among different spatio-temporal scale fluctuations and associated transport dynamics based on gyro-fluid model (前インフォーマルミーティングにて了承済み).
(2)    Legingham 氏(現阪大) 高部氏にアレンジを依頼する.

2)    2003年秋の分科会・シンポジウムは以下の2件を提案することで準備を進める.
(1)    「プラズマ・ディスプレイ」 羽鳥氏に立案を依頼する(幹事:大野氏).
(2)    「高強度場物理」 高部氏に立案を依頼する.

2.    領域2のカテゴリー,キーワードについて

1)    カテゴリー(アイデンティティーを表すキーワード)
(1)    プラズマ基礎 −プラズマ物理学の根幹をなす課題の探求
(2)    プラズマ科学 −プラズマ物理の地平を拡大するテーマの探求
(3)    核融合プラズマ −核融合の基礎および新たな可能性
(4)    プラズマ宇宙物理 −プラズマ物理の視点からみた宇宙・天体現象

2)    学会講演のキーワード再編
来年の年会から新しいキーワードで公演を募集する.上記のカテゴリーと領域内を横断するものでセッションを設計する.できるだけ広い範囲の聴衆を意識した発表を推奨する.吉田素案をもとに,アドバイザリーボードで原案を作り,次回のインフォーマルミーティングに諮る.

3.    領域2の運営について

1)    天文学会,地球惑星学会との合同セッション
(1)    2004年春の年会を目指す.
(2)    理事会への提案,事務的な問題の検討を始める.

2)    競争的研究資金の構想
(1)    企画調査などのテーマを立案する
(2)    インフォーマルミーティングなどにおける検討の核作り

3)    ネットワークの運営について
(1)    発信は領域代表および世話人のみに制限する.
(2)    一般的な情報交換のためのネットワーク運営については次回のインフォーマルミーティングで意見を聴取する.

4)    学会誌について
「最近のトピックス」欄に積極的に記事を出す努力が必要.最近のサテライト観測など.